基本情報技術者試験の科目Bは、擬似言語で書かれたプログラムを読んで答える問題が中心です(20問中16問)。残り4問が情報セキュリティ。このページは、その対策記事の目次です。
練習に使える問題は44問しかない
科目Bは2023年の全面改定で出題形式が変わり、それ以降IPAは過去問を原則公開していません。手に入る本物の問題は次だけです。
| 出典 | 問題数 | 公開日 |
|---|---|---|
| 科目B サンプル問題セット | 20問 | 2022-12-26 |
| 令和5年度 公開問題 | 6問 | 2023-07-06 |
| 令和6年度 公開問題 | 6問 | 2024-07-05 |
| 令和7年度 公開問題 | 6問 | 2025-07-04 |
| 令和8年度 公開問題 | 6問 | 2026-07-01 |
| 合計 | 44問 |
各年度の公開問題には「実際の試験は20問で構成されますが、そのうちの6問を公開しています」と書かれています。つまり44問は本試験の一部を抜き出したもので、しかもどの6問を出すかはIPAが決めています。この44問に出たものが本番でよく出る、とは限りません。出題範囲に書かれていることは、すべて出るつもりで準備してください。
44問を解き終えたあとは、演習量が足りなくなります。当サイトでは各回にオリジナルの類題を付けて、その不足を埋めます。
第1部 擬似言語の教科書(全12回)
擬似言語で使われる文法を1つずつ扱います。擬似言語の文法は2022年から変わっていませんので、ここで覚えたことはそのまま使えます(古い問題集の文法も現役です)。
順番は文法の並び順ですが、どこから読んでも構いません。解いていて詰まった要素があれば、そこだけ拾って読んでください。
第2部 アルゴリズムの教科書(全14回・準備中)
文法が読めるようになったら、次はアルゴリズムです。出題範囲に挙がっているデータ構造とアルゴリズムを、擬似言語で書いて動かしながら1つずつ扱います。
第3部 公開問題・サンプル問題 全44問の解説(準備中)
1問1記事で、1行ずつ動かせるトレースを付けて解説していきます。使われている文法は第1部の該当回へリンクするので、詰まったところだけ戻って読み直せます。
科目Bの出題範囲
IPAが示している科目Bの範囲は、次の5項目です。ここに書かれていることは、すべて出るつもりで準備してください。
出典:情報処理技術者試験 試験要綱 Ver5.6(2026年7月6日)基本情報技術者試験
- プログラミング全般に関すること 実装するプログラムの要求仕様の把握、プログラムの実装、既存のプログラムの解読及び変更、処理の流れや変数の変化の想定、テスト、デバッグ など
(注記:プログラム言語について,基本情報技術者試験では擬似言語を扱う) - プログラムの処理の基本要素に関すること 型、変数、配列、代入、算術演算、比較演算、論理演算、選択処理、繰返し処理、手続・関数の呼出し など
- データ構造及びアルゴリズムに関すること 再帰、スタック、キュー、木構造、グラフ、連結リスト、整列、文字列処理 など
- プログラミングの諸分野への適用に関すること 数理・データサイエンス・AI などの分野を題材としたプログラム など
- 情報セキュリティの確保に関すること 情報セキュリティ要求事項の提示、マルウェアからの保護、バックアップ、ログ取得及び監視、情報の転送における情報セキュリティの維持、脆弱性管理、利用者アクセスの管理、運用状況の点検 など
2027年度の再編で、基本情報技術者試験はどうなるか
情報処理技術者試験は2027年度に全面再編される予定で、基本情報技術者試験も対象です。ただし新制度でのシラバスはまだ公開されていません(IPAは「準備中」と明示)。公開され次第、解説を追加します。
出典:基本情報技術者試験 シラバス Ver9.2(2026年1月8日)/情報処理技術者試験 試験要綱 Ver5.6(2026年7月6日)/科目B サンプル問題セット(2022年12月26日)/令和5〜8年度 基本情報技術者試験 公開問題(独立行政法人情報処理推進機構)。IPAは公表済みの試験問題について、教育目的での使用に許諾および使用料を不要としていますが、著作権は放棄していません。引用にあたって問題文の改変は行っていません。

